猫になりたい

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鈴木先生



映画版だけど、クレジットは「12」とされていて、ドラマの11話からの続きとして存在しているみたい。

ドラマに大ハマりしたのは1年以上前で特に観返したりはしなかったけど、すんなりとこの不思議な作品に入り込めた。
長谷川博己さんを大画面で初めて見たけど、ほんとにキレイな顔。

私お気に入りの紺野君があんまり登場しなかったのだけど、してたらやっぱり目で追ってしまう。
贔屓の子役さんである。
最後にしっかりとこけてくれて、かなり満足でした。(これ分かる人少なそう)

出水くんの演説、とても良かった。
あんな風に周りの大人に言われて、しっかり切り返せるなんてすごいなー、と単純に感心してしまった。
彼が実際に生徒会長になって、あれやこれや悩んだりするんだろうけど、きっと正しい道を自分なりに見つけて成長していくんだろうなー、と思って嬉しい気分。
あんな子、めんどくさそうだけど(おっと)でも実際に自分の子だったら可愛くてしょうがないだろうな。

映画館でわざわざ観なくてはいけない類の映画ではないのかもしれないけど、今後DVDが出たら何度か観返したいとは思う。

マリリン 7日間の恋



この映画も観たかったんだ。

で、観終わってみて、期待していた程何も残っておらず、「はて?私はなんでこの映画を観たかったのだ?」と考えてみると、もう単純にミシェル・ウィリアムズがどんな風にマリリンを演じたのかを観たかったのでした。
ショートカットが似合う女優さんに弱いのだ。

マリリン・モンローの作品、まともに通して観たことがなくて、特にこれといった思い込みがない状態で、彼女と10歳近く年の離れた男との7日間の恋を見ても、まああんまり面白くはなかった。

精神的に色々参ってて薬のお世話になり仕事も遅刻しまくり、でもスクリーンに映ってみるとやっぱりものすごく魅力のある、というマリリンに私が感情移入するポイントは特にないのだが、更にこの23歳の主人公男子。
彼も映画の仕事がとにかくしたーーい、と制作の現場に飛び込むんだけど、実際はとっても金持ちの家のおぼっちゃまで、こいつにも感情移入ができない。

エマ・ワトソンが出てて、やっぱりオーラがあるなー、と思った。

何だろう、やっぱり映画って映画館で集中して観ないといかんなー、適当な状態で適当に観るのではいかんわ、と改めて思う。

ドライブ



結構評判が高く、ずっと観たいと思っていた映画。
DVDでようやく観賞。
以前観たイーサン・ホークの『その土曜日、7時58分』に雰囲気が似ている。

『ドライブ』というタイトルがとっても似合う映画。
ライアン・ゴスリングが運転ばっかりしてて、バックミラーに彼の顔が映るというシーンが多い。

表情がほとんど変わらない顔でずーーーと運転してる。(つまようじくわえて)
こういう何考えているのかよく分からない男(もちろんイケメンね)が、ほんの束の間、恋して優しい表情になって、子供と笑ったりすると、もう女はキューンとなりますな。

ライアン・ゴスリングが良い。そしてキャリー・マリガンも私好きだから、この映画は演者を見てても楽しいのだが、やはり私、暴力描写苦手。何度も観たくはないかも。

モーテルでどうしようもないとは言え二人を殺してしまった主人公の、
「もう戻れない」という顔。なんだか印象に残った。

ヘヴン/川上未映子



川上未映子さん、私にとっては3作目。
『乳と卵』『すべて真夜中の恋人たち』を読んだ。
全て違った文体で、それでいて読みやすいし文学的で、すごく力のある人なんだろうなー、と思う。
ついでに美人で才能に溢れ、私と同年生まれ。
ああ、なんと小憎らしいことか。(羨ましいという意味だ)

かなり陰湿ないじめを受け続ける中学生の男の子が主人公。
彼の机に入っていた手紙。「わたしたちは仲間です」
差出人のコジマはクラスメイトの女子で、不潔な服装であることから、彼女もまたいじめを受けていた。
二人は文通を始め、時々非常階段で会い、その存在を心の拠り所にしていく。

コジマはとっても独特の感性を持っているのだが、彼女が主人公に向かってだーーっと話すセリフが良い。
そして時々、「うれぱみん」とか言ったりするのが可愛い。(うれしい時に出るドーパミンのことだそうです)

最後の方、どんどん追い詰められていく二人の描写がしんどいのだけど、ラストは若干救いが。

主人公の継母。
彼が6歳の時に父と再婚した母だけど、彼女の存在が良かった。
年齢的にはきっと30代半ば位?私位か。
ほとんど家に帰ってこない父との関係はすっかり終わっていて、ほとんど子供と二人で暮らしているようになっていて、いずれは離婚するのかもしれない。
この人、このまま子供を育ててくれるんじゃないかな、と思ったけど、それは理想でしかないかなー。。。

そんな感想を抱いて、その他の人たちの批評ブログなど読むと、もっとこの小説には語られていることがあって(例えば善と悪のそもそも論とか)、私って読み方浅いなー、ということを実感。

いやしかし、この人の本は今後も読んでいきたいと思う。

神の子どもたちはみな踊る/村上春樹



新年始めての読了本は村上春樹の短編。
友達の家に年末泊まりに行った際、本棚に見つけて、何となく1篇を読んでみたら面白くて。
そのまま借りてしまいました。

1995年1月17日の神戸の大震災のその後がテーマになっている。
一番好きだったのは最後の『蜂蜜パイ』
関西出身の主人公が早稲田大学に進学し、そこで友達になった男女との三角関係。
(早稲田って名前出てたか分かんないけど、多分そうなんだろう)

これは村上さんのこと?と思ってしまうような主人公設定であるが、雰囲気がアメリカ映画みたいだった。

『かえるくん』も面白かったな。
片桐さん、名前が一緒なだけだが、ずっとラーメンズの片桐さんを想像しながら読みました。

「ねえ、かえるさん」
「かえるくん」とかえるくんはまた指を一本立てて訂正した。

この繰り返しが面白い、村上春樹の文体が好きだ。

しあわせの法則



友達に「クリスチャン・ベールにはまったよ」とメールすると、「ひー、○○さん(←私)ハマると歯止めがきかなくなるもんねー」と返事が来た。
ちょっと笑ってしまった。
そう!私は、特定の俳優にハマると歯止めきかなくなり、過去の作品を観まくる性質があるのだ!

夏休みに『ダークナイトライジング』を劇場で観て、更にその予習として前2作をDVDで観たところ、何だかとっても主演のクリスチャン・ベールに魅せられてしまい、夏休みが明けてからは彼の作品を続けざまに観ています。

クリスチャン・ベールって、軽いロマコメとかラブストーリーには全然出てないようで、作品選びがなんか妙!
もっとそういった女性がキャーキャー言うような作品に出ててもおかしくないナイスルッキングなのに。
でもその中でも、この作品はラブ系なのかなー。(でもちょっと変わってるかも)

数年前(6年も前だ!)に観たことあったのですが、クリスチャン・ベールが登場していることすら覚えていませんでした。
その時の感想はコレ
一応、「クリスチャン・ベールとは、中々いい男だということに初めて気付いた。」なんて書いてます。

サム(クリスチャン・ベール)と同僚の女性(ナターシャ・マケルホーン)が惹かれ合ってて、でも男の方に既に相手がいるから、どうにか気持ちを抑えて、でも抑えきれない、、、という車の中でのシーンが良い。
人を好きになっていってる時の感情が本当に伝わってくる演技で、DVDに収録されていた監督さんのインタビューでも、ここのシーンの素晴らしさについて触れられてたけど。
クリスチャン・ベールって上手なんだなー、と改めて思いました。

まあ、何度も見直したい程の面白さはないけれど、クリスチャン・ベールが好きなら観て損はないだろう映画でした。

恋は3,000マイルを超えて



パリに住むクロエ(メラニー・ロラン)は薬剤師専門の雑誌で編集者をしている。人間嫌いの彼女はDVDを大量に借りて毎晩一人で観ている、そんな毎日を送っている。
一方、アメリカ人のジャック(ジャスティン・バーサ)はコカコーラの懸賞で偶然当たった旅行券でパリを一人で訪れる。
旅行者の手違いでクロエの元にジャックのスーツケースが届けられ、好奇心からそれを空けてしまったクロエは、荷物を通じてその持ち主に恋をしてしまう。

メラニー・ロランという女優さんは、いまとっても人気があるらしく、色んな映画に出ている。私、この人の作品を観るのは初めて。
確かにとっても普通っぽいけど、可愛らしい女優さんでした。雰囲気がある感じ。

こういう「んなことあるわけないだろー」と思えるストーリーには、観客が一瞬にして興ざめしてしまう瞬間が大量に潜んでおり、それをくぐり抜けてラストまで持っていけるか、が非常に重要なことだと思うのだけど、この映画に至っては、その瞬間が訪れそうでどうにか踏ん張って、なんとかどうにか最後まで持ちこたえたかー!?という印象でした。
(すっかり持ちこたえられたわけでは決してない)

空港の遺失物係に「スーツケースが間違えて届けられました」という電話1本かけることができないクロエ(理由:電話嫌い)。
んー、弱いですねー。普通にオフィスで仕事している彼女を見ていると、そんなことあり得るか?と思えてしまう。

良質なラブコメ作りって、難しいもんだろうなー。
まあ、観る方の心の温かさ、も関係するとは思いますが。

クロエは言うなればジャックのスーツケースに入っていた小説が、自分が何回読んだか分からない位に大好きな作品だったことに反応し、妄想し、見たこともない相手に恋をしていたわけなのだけど、ジャックとようやく結ばれた夜に、実はその小説はジャックの友達の持ち物だったことが判明する。
ジャックは一度も読んだことがないことも知ってしまう。
急速に気持ちが冷えていくクロエ、、、。

なんかこういう気持ち、身に覚えがないこともない…。
ラストの話の持って行き方、というかテーマが、今まで何かの作品で描かれていそうで、実は始めて観たような、ちょっと新鮮な気がしました。

東京島/桐野夏生



清子(四六歳)は、元銀行マンの夫の酔狂な世界一周クルーズの最中、暴風雨で流され無人島に流れ着く。
助けが来るあてもないまま、3か月が過ぎた頃、島に日本人の若者23人が漂着。与那国島の野生馬調査に雇われたフリーターたちで、きついバイトに嫌気がさして漁船で脱出を試みたところ、台風に遭って漂流。
その後、密航の途中に金銭のトラブルにより島に捨てられた10数人の中国人が加わる。

清子以外は全員が男。
求められ、争われ、清子は今までに味わったことのない女王様の気持ちを味わう。

救出の見込みはさっぱりない。

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ラースと、その彼女


いとしい人


森に眠る魚/角田光代


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パラドックス13/東野圭吾



3月13日午後1時13分13秒。その時から13秒間だけ時空に歪みが生じ、宇宙全体が13秒遅れる。

その時刻に一瞬にして人間は消え去った。
しかし十数人の人間だけが生き残り、わけがわからないまま、どうにか生き延びようとする物語。

「漂流教室」に設定がよく似ている。
最後の男女の出会いの場面。ドラマの「漂流教室」のラストシーンを思い出した。
あのドラマはまったよなー。すごい面白かった記憶が。。。もう一度観たくなった。

今生きている現実とは違う世界を生きるもう一人の自分。
東野さんの作品で、「パラレルワールド・ラブストーリー」というのがあって、これもそういった題材で描いていたけど、自分が別の世界で違った人生を生きている、ってことを妄想すると何だか現実のしんどいこととか悩み事がぱっと霧散するように思えるから不思議だ。

東野作品に当たり外れの多い私だけど、今回は中間位の面白さだった。
気になる点がいくつかある。
主人公たちが生き残った理由を考えれば、日本中にまだまだ沢山の生存者がいるはずなんだけど、何だか彼らは当たり前のように東京の中でのことしか考えていない。
まあ、それもしょうがない状況だったのかもしれないけど、なんとなくその辺のことがあっさりスルーされ過ぎている気が。

かなり過酷な状況に置かれる登場人物だけど、もっと人間の汚らしい部分が描かれてもいいはず。
そうなる前にストーリーは閉じられる。
汚らしい状況を読むのは辛いけど、それを描いて欲しかったようにも思え、何だか勿体無い気が。

なんにせよ、もう一度読み返せば、面白さは倍増するかもしれない。
読み返さないけど。

現実入門/穂村弘



歌人でありサラリーマンでもある穂村弘さん。
名前だけは知っていて、作品は一度も読んだことなかったけど、随分面白い人だということがこの本で判明。

読みながら何度もクスクスと笑ってしまった。
(決して大きな爆笑ではないんだけど、何だか微笑んでしまう文章が多いのだ)

42歳でいまだに一人暮らしの経験はなく、パラサイトシングルで、海外旅行に行ったこともない。
人生の経験値がとても低い、と自負している穂村さんが、光文社の美人編集者サクマさんの提案で、今までしたことのない普通のこと(献血や家探し、占いや合コン、はとバスツアーなど)をしてエッセーを書く企画を受ける。

しかし、あれれという感じで、穂村さんはサクマさんとブライダルフェアに出かけたり、二人で住む家を契約しに出かけたり、サクマさんのご両親に挨拶に出かけたり。

どうやらお二人はこの企画がもとで本当に結婚したらしく、確かに最初の段階から穂村さんがサクマさんに惹かれていくような描写はあり。

自分は普通の人が普通に生活していることからちょっと外れたところを生きているように感じている穂村さん。
私もそういった感情にシンクロしてしまう面はあるけれど、そういった自分をちゃかしながら、こういった素敵な文章に出来る才能ってのは羨ましい、と思える。
自分を笑える人こそ強い、と常日頃思っているけど、あぁ、自分もこう生きたいな、と思う。

まあ、なかなか難しいんだけど。

映画は映画だ


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