猫になりたい

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ララピポ/奥田英朗

lalapipo.jpg


気付けば社会の中で、とっても負け犬になっていた男女6人。
どこかでリンクしている彼らの、それぞれの物語。

ちょっとしたことが原因で、対人恐怖症となったフリーライターのひろし(32歳)、
ひろしのアパートの上階に住む風俗スカウトの栗野(23歳)、
栗野(の先輩が)スカウトした専業主婦兼AV女優・良枝(43歳)、
良枝の隣家の犬がうるさくてたまらない、カラオケボックスで働く青柳(26歳)、
そのカラオケボックスで行われる、女子高生売春に通いつめる官能小説家・西郷寺(52歳)、
西郷寺の口述された小説を文字におこす、テープリライター小百合(28歳)。

以上の登場人物が、どこかでリンクしていて、そこは劇団ひとりの「陰日向に咲く」っぽい。
こちらの方が、大分本格的にお互いに大きく関わっているけど。
こんなスケベな奥田英朗は初めて。ちょっと面食らったけど、やっぱエンターテナーである。
これは行き過ぎた人々の話なのか、実際、こういう人はいるのか。
死にそうになる場面が結構あるのだが(そして簡単には死なせない。そりゃそうだ、人生とはそんなに簡単に終われないのだ)
死に際にそれぞれが「死ぬのか、まあいいか、この先生きててもあんまりパッとしないしね」と思う。

そういう感情スレスレのところで、みんな生きているようにも思えて、妙に共感を覚える私ってやばいかなあ。

スポンサーサイト

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 

トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。