猫になりたい

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恋は3,000マイルを超えて



パリに住むクロエ(メラニー・ロラン)は薬剤師専門の雑誌で編集者をしている。人間嫌いの彼女はDVDを大量に借りて毎晩一人で観ている、そんな毎日を送っている。
一方、アメリカ人のジャック(ジャスティン・バーサ)はコカコーラの懸賞で偶然当たった旅行券でパリを一人で訪れる。
旅行者の手違いでクロエの元にジャックのスーツケースが届けられ、好奇心からそれを空けてしまったクロエは、荷物を通じてその持ち主に恋をしてしまう。

メラニー・ロランという女優さんは、いまとっても人気があるらしく、色んな映画に出ている。私、この人の作品を観るのは初めて。
確かにとっても普通っぽいけど、可愛らしい女優さんでした。雰囲気がある感じ。

こういう「んなことあるわけないだろー」と思えるストーリーには、観客が一瞬にして興ざめしてしまう瞬間が大量に潜んでおり、それをくぐり抜けてラストまで持っていけるか、が非常に重要なことだと思うのだけど、この映画に至っては、その瞬間が訪れそうでどうにか踏ん張って、なんとかどうにか最後まで持ちこたえたかー!?という印象でした。
(すっかり持ちこたえられたわけでは決してない)

空港の遺失物係に「スーツケースが間違えて届けられました」という電話1本かけることができないクロエ(理由:電話嫌い)。
んー、弱いですねー。普通にオフィスで仕事している彼女を見ていると、そんなことあり得るか?と思えてしまう。

良質なラブコメ作りって、難しいもんだろうなー。
まあ、観る方の心の温かさ、も関係するとは思いますが。

クロエは言うなればジャックのスーツケースに入っていた小説が、自分が何回読んだか分からない位に大好きな作品だったことに反応し、妄想し、見たこともない相手に恋をしていたわけなのだけど、ジャックとようやく結ばれた夜に、実はその小説はジャックの友達の持ち物だったことが判明する。
ジャックは一度も読んだことがないことも知ってしまう。
急速に気持ちが冷えていくクロエ、、、。

なんかこういう気持ち、身に覚えがないこともない…。
ラストの話の持って行き方、というかテーマが、今まで何かの作品で描かれていそうで、実は始めて観たような、ちょっと新鮮な気がしました。
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