猫になりたい

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現実入門/穂村弘



歌人でありサラリーマンでもある穂村弘さん。
名前だけは知っていて、作品は一度も読んだことなかったけど、随分面白い人だということがこの本で判明。

読みながら何度もクスクスと笑ってしまった。
(決して大きな爆笑ではないんだけど、何だか微笑んでしまう文章が多いのだ)

42歳でいまだに一人暮らしの経験はなく、パラサイトシングルで、海外旅行に行ったこともない。
人生の経験値がとても低い、と自負している穂村さんが、光文社の美人編集者サクマさんの提案で、今までしたことのない普通のこと(献血や家探し、占いや合コン、はとバスツアーなど)をしてエッセーを書く企画を受ける。

しかし、あれれという感じで、穂村さんはサクマさんとブライダルフェアに出かけたり、二人で住む家を契約しに出かけたり、サクマさんのご両親に挨拶に出かけたり。

どうやらお二人はこの企画がもとで本当に結婚したらしく、確かに最初の段階から穂村さんがサクマさんに惹かれていくような描写はあり。

自分は普通の人が普通に生活していることからちょっと外れたところを生きているように感じている穂村さん。
私もそういった感情にシンクロしてしまう面はあるけれど、そういった自分をちゃかしながら、こういった素敵な文章に出来る才能ってのは羨ましい、と思える。
自分を笑える人こそ強い、と常日頃思っているけど、あぁ、自分もこう生きたいな、と思う。

まあ、なかなか難しいんだけど。
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