猫になりたい

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不細工な友情/光浦靖子×大久保佳代子



オアシズとしてコンビを組む女芸人の二人の往復書簡。
光浦さんはよくテレビで見かけてて、裏表のなさそうなキャラクターで、学歴を聞いてたし、話し方からも頭が良い人ってイメージはあった。OLと兼業する大久保さんについては、ほとんどテレビでも見ない分、特に何かを感じたことはなかったなー。でも好きか嫌いかって聞かれれば、まあ好きかな、って位。

でも、この本を読んで、大好きレベルに好感度が上がりました。
「Sex&The City」や「ブリジットジョーンズ」「キムサムスン」のDVDとともに、書棚に並べて、30代独身であることで崩れそうになる精神状態の時などに、時々読み返したい、そんな本です。(でも、その本棚は誰にも見られたくないけど)

特筆すべきは大久保さんの文章の上手さかなー。

光浦さんも共感する部分多々あるが、私は大久保さんの文章に、自分自身を映す様、発見するような感覚に陥りました。テレビに出る、という特殊なことをしている分、私とは違った世界にいる人ではあるけど(でも町中を例え大久保さんが歩いていても、気付かない自信があるけど・・・)
でも、決して若くはない年代に差し掛かり、自分の家族を持つ計画は特になく、唯一自分への無償の愛を注いでくれる両親は年老いていき、このまま自分はどうなっていくのか、不安にまみれて、生活している姿は、全くもって一般の仕事をしている同年代同境遇のものと一緒。

そして、何でもばんばん言い合えるような(しかし、そこにはもちろん思いやりもある)遠慮のないところまで到達した、不思議な友情が良い。
そして最後に明かされる、二人の衝撃的な過去。

微妙に深すぎる、人間関係である。
かなりオススメ!

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