猫になりたい

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ミュージック・ブレス・ユー!!/津村記久子



アザミは高校3年生。音楽が何より好きな彼女が送る一年間。
注意力散漫で、勉強も苦手。真っ赤な髪の毛、口にはカラフルな矯正器をはめて、耳には常にヘッドホン。
受験生でもあるアザミの頭の中は、でも、いつでも音楽のことばかりである。
「音楽について考えることは、自分の人生について考えることよりずっと大事」
彼女が知り合う同級生の男子は、アザミよりももっと激しく音楽(イギリスパンクかな?)に傾倒しているが、そんな彼が言う一言に、アザミは救われるような気になる。「それは全く間違っているのだが、、、」と心で思いながら。

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ブロークン・イングリッシュ



NYのホテルでVIP対応係として働くノラ(パーカー・ポージー)。
30代独身の彼女は、かつての男友達と親友の結婚何周年かの記念パーティーでも浮かない表情。
(この親友も結婚生活に疲れて浮かない表情であるが)

離れて暮らす母親(ジーナ・ローランズ)には、「今の女性は大変。選択肢やチャンスも増えたけど多すぎて選べないの」と娘を心配する。「あなたの年で、”いいもの”は残ってないのよ」とも。

出会いがあれば積極的に付き合っていくノラだが、男運が悪いのか、一夜限りのセックスになったり、
昔の失恋をひきづる男だったりと、ちっとも発展しないものばかり。


気晴らしで出かけたパーティーで、フランス人のジュリアン(メルヴィル・プポー)と出会う。情熱的な彼にくどかれても、また傷つくのが怖くて前に踏み出せない。

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ワイルド・ソウル/垣根 涼介

 


戦後、外務省が行ったブラジル移民政策。

貧困の日本から夢を求めてブラジルに渡った日本人たち。しかし、そこは農作物など育つことはない、干からびた大地だった。
資産を投げ打って海を渡った彼らは、帰国することも出来ず、原始人のような生活を余儀なくされ、助けを求めても外務省からは何の援助もない。
未開の地でマラリアや未知の病気に侵され、親兄弟を亡くし、人生を狂わされた男たち。

40年の月日が過ぎ、生き残った男たちが日本、外務省への復習計画を実行する。

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不細工な友情/光浦靖子×大久保佳代子



オアシズとしてコンビを組む女芸人の二人の往復書簡。
光浦さんはよくテレビで見かけてて、裏表のなさそうなキャラクターで、学歴を聞いてたし、話し方からも頭が良い人ってイメージはあった。OLと兼業する大久保さんについては、ほとんどテレビでも見ない分、特に何かを感じたことはなかったなー。でも好きか嫌いかって聞かれれば、まあ好きかな、って位。

でも、この本を読んで、大好きレベルに好感度が上がりました。
「Sex&The City」や「ブリジットジョーンズ」「キムサムスン」のDVDとともに、書棚に並べて、30代独身であることで崩れそうになる精神状態の時などに、時々読み返したい、そんな本です。(でも、その本棚は誰にも見られたくないけど)

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ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎


平野啓一郎の『決壊』が、私の今年マイベストに変わりはないのですが、この『ゴールデンスランバー』も実に捨てがたい。これも相当面白い。
読み終わった後の、えもしれぬ幸福感はなんでしょう。(『決壊』はそうではなかったからね)
実に素敵なエンターテイメント作品である。

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