猫になりたい

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ひらいて/綿矢りさ


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個人教授/佐藤正午


アフターダーク/村上春樹


ヘヴン/川上未映子



川上未映子さん、私にとっては3作目。
『乳と卵』『すべて真夜中の恋人たち』を読んだ。
全て違った文体で、それでいて読みやすいし文学的で、すごく力のある人なんだろうなー、と思う。
ついでに美人で才能に溢れ、私と同年生まれ。
ああ、なんと小憎らしいことか。(羨ましいという意味だ)

かなり陰湿ないじめを受け続ける中学生の男の子が主人公。
彼の机に入っていた手紙。「わたしたちは仲間です」
差出人のコジマはクラスメイトの女子で、不潔な服装であることから、彼女もまたいじめを受けていた。
二人は文通を始め、時々非常階段で会い、その存在を心の拠り所にしていく。

コジマはとっても独特の感性を持っているのだが、彼女が主人公に向かってだーーっと話すセリフが良い。
そして時々、「うれぱみん」とか言ったりするのが可愛い。(うれしい時に出るドーパミンのことだそうです)

最後の方、どんどん追い詰められていく二人の描写がしんどいのだけど、ラストは若干救いが。

主人公の継母。
彼が6歳の時に父と再婚した母だけど、彼女の存在が良かった。
年齢的にはきっと30代半ば位?私位か。
ほとんど家に帰ってこない父との関係はすっかり終わっていて、ほとんど子供と二人で暮らしているようになっていて、いずれは離婚するのかもしれない。
この人、このまま子供を育ててくれるんじゃないかな、と思ったけど、それは理想でしかないかなー。。。

そんな感想を抱いて、その他の人たちの批評ブログなど読むと、もっとこの小説には語られていることがあって(例えば善と悪のそもそも論とか)、私って読み方浅いなー、ということを実感。

いやしかし、この人の本は今後も読んでいきたいと思う。

赤い指/東野圭吾

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金曜の夕方、前原昭夫のケータイに妻から「早く帰ってきて」という切羽詰った電話がかる。
前原は五十手前の平凡なサラリーマン。幼い頃から住んできた亡き父が建てた一軒家に、実母、妻、中学生の一人息子と暮らしている。
表向きはどこにでもある一般的な家庭だろうが、母は老いて痴呆となり、妻はその母を厄介者扱いしている。息子は部屋からほとんど出てこず、家族の会話らしいものは一つもない。


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海の仙人/絲山秋子

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東京のデパートに勤務していた河野は、ある日宝くじで超大金を手にする。
仕事を辞め、福井県敦賀市の古い一軒屋で世捨て人のように暮らす彼。
ある日、休暇で海にやって来た30代後半の女性と知り合い、付き合い始める。
年上の彼女は、仕事をバリバリこなす多忙なサラリーマンで、その上転勤族。1ヶ月に何度か彼を訪れて一緒に過ごし帰って行く。河野は女性を抱くことが出来ない。
それは幼い頃の性的なトラウマから立ち直れないから。

河野にはデパート勤務時の同期の女友達がいる。彼女も彼を好いているが、河野はその気持ちに応えることは出来ない。

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逃亡くそたわけ/絲山秋子

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福岡の精神病院から脱走した私となごやん。

軽い気持ちで行った自殺未遂がもとで病院に入れられた私だが「21歳の夏は今だけだ」と思い立ち脱走を図る。途中見かけた患者のなごやん(24歳のサラリーマン)を道連れにして。なごやんの車に乗り、二人の九州横断の旅が始まった。


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バッテリー/あさのあつこ

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広島と岡山の県境にある新田市。中学入学前の春、巧は父親の転勤でこの町に移り住んでくる。母側の疎遠になった実家もあり、そこで祖父と父母、小学四年生の弟・青波と暮らすことになる。

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袋小路の男/絲山秋子

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「袋小路の男」 日向子は高校生の時、2コ年上の小田切を知る。自分中心の俺様男。日向子は夢中になるのだが、彼は素っ気無いが日向子を切り捨てるわけでもない。大学を出て社会人になっても彼との関係は続く。作家を目指す彼は、何年経ってもさっぱり芽が出ない。そして彼は自分に指一本触れない。
「小田切孝の言い分」 小田切の視点から二人の関係を描いたもの。
「アーリオ オーリオ」 40手前の独身男。中学3年の姪をプラネタリウムに連れて行ったことを境に、二人の間に交流が生まれる。

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恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。/角田光代

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片想い/東野圭吾

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殺人の門/東野圭吾

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歯科医の息子として裕福な家庭に育った田島和幸。
しかし同級生の倉持と出会い、彼の企みによってどんどん不幸な人生を送ることになる。
祖母の死、その死への毒殺疑惑、両親の離婚、父の転落、家業の破綻、学校での陰湿なイジメ、初恋の手ひどい失恋。
会社に入ってからも、倉持の紹介で踏み込んだ悪徳商法で平凡ななりに小さな幸せを見つけかけていた生活は滅茶苦茶な方向に。
どうにか立ち直り堅実な生活を始めた途端、現れる倉持。
この不幸の元凶は彼以外にない、と思う田島は倉持を殺したい、殺さなければ、と思うのだがどうしてもその一歩が踏み出せない。

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港町食堂/奥田英朗

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奥田英朗さんが、日本(と韓国)の色んな船旅に編集者一行と出掛け、そこでの様子を綴った旅エッセー。

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イッツ・オンリー・トーク/絲山秋子

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オトコに振られた日に、蒲田に引っ越した橘優子。
躁鬱病となり、勤めていた新聞社を辞め、現在はその時の貯金を食いつぶしながら、画家として生活している。
”粋のない下町”蒲田が、優子にはしっくり馴染む。
昔なじみでEDの都議、鬱病のヤクザ、出会い系サイトで知り合った痴漢、九州から上京してきた元ヒモの従兄弟。
彼らとゆるく関わり合いながら、優子は暮らしている。


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すーちゃん/益田ミリ

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30代(35くらいかな?)のすーちゃん。カフェ店員をしている。独身、一人暮らし。近所に住むまいちゃんは34歳。OLをしている。
二人のとっても身近な日常を綴った漫画。


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